関門日記 Blog
年: 2014年【039/職場紹介12】曳船事業部(海上)からの職場レポート
曳船事業部海上職の田川翔太です。
私は、甲板員で乗船しており、主に無線やウィンチ操作などで船長の操船のサポートをしています。
※ウィンチとは、大型船と繋いでいるロープの巻き揚げ機です。

タグボートには4~6人が乗船して作業を行います。
チームワークとコミュニケーションを大切にして安全運航を心がけています。
ハーバー(港湾)作業では、自力での離着岸が難しい大型船を水先案内人の
指示により安全に入出港させます。
タグボートは小さな船体に高出力のエンジンを搭載していて、
4本のレバーでプロペラ2基の向きと回転数を変えることで
自由自在な操船と微速航走が可能です。
気象や周囲の状況によっては複数のタグボートを使用するため、
互いに連携しながら作業を行います。

台船や起重機船を全国の港などに運ぶ曳航作業も行っています。
強風時などの悪天候での作業が無事終了した時が、一番ほっとする瞬間です。
【037】平成26年福岡県石油コンビナート等総合防災訓練に参加しました。
10月21日(火)、白島国家石油備蓄基地沿岸での総合防災訓練に
当社手配曳船「長門」(タンカー船想定として)が従事しました。
沿岸でのタンカー船火災を想定した大規模な訓練を経験し、
改めて防災に対する備え、そして、安全運航の大切さを考え直す良い機会となりました。
海上保安庁船での消火(一斉放水)の様子

ヘリコプターによる人命救助訓練の様子

【036/職場紹介11】小野田営業所からの職場レポート
小野田営業所は山口県山陽小野田市の南端に位置し、宇部港における通船およびお客様の敷地内での
作業船業務を「西部丸」と「第二もとやま」の2隻で行なっております。
「西部丸」
毎朝、当日の出荷船入出港状況他の注意事項を確認するために関係者とミーティングを行い、
危険物船(LPG、ガソリン、灯油、軽油から硫黄など)の着岸での綱取りおよび出荷の警戒業務を
「西部丸」が昼夜問わず行っています。
「第二もとやま」
原油船入港時には、11.4kmの沖合の原油船まで旅客船として、
原油船の乗組員や関係者を安全かつ快適に送迎する通船業務を行っています。
営業所のある山陽小野田市は、明治時代に旧萩藩士の笠井順八が炭鉱で
栄えたこの地に、民間初のセメント会社を創業し、以来小野田セメントとして全国に名を知られました。
また、日本初の肥料会社や火薬の製造として栄えた町でもあります。
昔の名残りとして、「セメント町」「硫酸町」「火薬町」など
危ない名の付いた町があります。
そして、桜の名所「竜王山公園」、日本の夕陽100選に選ばれた夕陽を望む「きららビーチ焼野」(焼野チャンポンはオススメです!!!)の海水浴場があり、いろんな風景を楽しむことができます。

【035】関門海峡花火大会観覧

8月13日(水)に開催された「関門海峡花火大会」を門司本社社屋の屋上から
従業員及びそのご家族20数名で観覧しました。

人で埋め尽くされた門司港駅エリアで、約1万3000発の花火を地上数十メートルから
堪能しました。心地良い風が吹く中、天上の楽園を感じたひと時でした。
【034】起工式
7月31日(木)大安吉日に、寿工業株式会社の串木野工場において
当社が発注した引き船兼消防船(寿工業株式会社第137番船)の起工式が行われました。

当日はあいにくの雨模様の天気ながら、当社からは上島社長、川口常務以下4名が出席され、
厳粛に起工式が執り行われ、一同で作業の安全と両社の繁栄を祈念致しました。

なお、第137番船は来年3月に命名、竣工される予定です。
