Blog

【030/職場紹介09】下関支店通関事業グループからの職場レポート

2014年4月30日

はじめまして。
「下関支店」通関事業グループです。
「下関支店」は下関港のすぐそばで、北九州市の門司港にある本社が
対岸に見渡せる所にあります。下関港は韓国に近いので、
韓国で荷揚げされた鮮魚が毎日輸入鮮魚船や旅客貨物船(フェリー)によって
沢山輸入されています。

下関港の特徴である鮮魚の輸入に関する「下関支店」の業務をご紹介したいと思います。

鮮魚船が入港するまでに関係省庁へ提出する書類を作成します。
(朝一番に出社するのは私です!!!)
船が接岸し貨物を岸壁に荷卸し、書類通りの数量か、
また貨物に傷がないかを確認します。
問題がなければ書類を提出します。岸壁で行なう作業が多く、
冬は海からの風に、夏は照り返しに鍛えられています。


アカムツ・サワラ・穴子、そして赤貝やトリ貝などを
取り扱っています。生ものなので船から荷卸後迅速に通関し、九州から東北に及ぶ各市場などに発送しなければいけません。
日々、関係省庁の書類審査・検査を経て、輸入の許可が
おりたら貨物の仕分け、そして保冷トラック輸送と、
多くの方の協力によって成り立っています。


最後に、オススメの名物を紹介したいと思います。
「とんちゃん鍋」という、戦前下関に住んでいた韓国人の生活の糧として
生まれた創作料理です。平たい鍋に味噌ベースのタレにつけこんだ
牛のホルモンを、キャベツ・もやし・ネギと一緒に盛りつけ、
そのまま火にかけて蒸し煮にしたもので、ダシは一切使わずに
野菜の水分のみで煮るのが特徴です。
タレと野菜の水分が混ざり旨みがましてとてもおいしいです。
余ったタレでうどんやちゃんぽんを入れていただくこともできます。
是非、下関にお越しの際は一度食してみてはいかがでしょうか。